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それは面倒じゃなくて手間と言います

戸籍抄本引っ張ってくるのに本籍地に請求しないといけないのはなんでですかね。遠方に住んでて郵送可能といいますが、どっちにしても手間も時間もかかるわけです。まあそうそう必要になるもんでもないのでその時くらいと思えなくもないんですが、手間が単発で済むとは限らないのが問題なのです。

そういうわけで今日ははじめてJR和歌山線とか乗ることになりました。基本的にはそんな線使わなくていいんですけど、本籍あるのが隣の市であることを忘れていて、一旦今住んでる市の役所に来ちゃったわけです。請求できませんよね。しゃーなし移動です。これがどうあっても不便なものとなりました。

乗車駅はICの読取機だけがある無人駅、しかし駅を進むにつれ途中でICが使えない区間になりました。車内アナウンス聞いてて耳を疑いました。自分はIC使って入ったからどうやって出るんだと。現金で払えばいいとかそういう問題以前に、入場履歴消せねえと次乗る時にカード使えないだろと。

でまあ目的の駅に着き、戸籍抄本もゲットなんですが、あれさあ、免許証番号かなんかで本籍確認できるらしいんですよ。役所サイドで。でも紙面に本籍はここですって書いて請求しないと出せねえとか言うわけです。意味わかんねえ。

そしてここからパスポート作りにセンター向かうことになります。当初予定してたセンターまでは移動時間かかるので、やむなく近場の旅券センター使うことになりました。いやいや近場になんの問題があるのか。そう思うでしょ。これがね、近場は平たく言えば田舎のセンターなのです。発券まで2営業日多くかかるわけです。意味わかりませんよね。いや、どうせ田舎のセンターだからなんですよ。田舎なのが全部悪いんです。電車もパスポも。

これだけパーソナルにコンピュータも持ってて、世界各地にネットが繋がるのに何か書類が必要になるとかいちいち手書きしないといけないのが鬱陶しい。日本の一人当たりGDPが低いことも非効率なのが原因であると言われ、じゃあどこから直すのかってこういうとこだと思います。

高度成長がまるで一人一人の努力であるかのように言われた数年前と違い、その実は人口増加に起因するものであると認識が改められようとしています。前提がおかしくなったのだからまずはその考えを変えて、これからの日本を語らないと詰むのは目に見えています。面倒はやらないのに手間だけ増える。こんなの受け入れてるから極東の猿のままなのです。人的価値というファンダメンタルが希薄化してることに気づかず来たのがこれまでのover20年。よくならなくて当然です。

手間自体を最小化できる地域こそ都会なのです。先進国なのです。

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