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誰かのせいで不幸にはならない

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大学一、二年の時に小説で読んだ以来、7,8年ぶりに今度は映像で。有名な冒頭の台詞は出てこなかった気もするが、一度聞いたら頭から離れない。いろんな人に会ってその言葉は日増しにその通りだと思うようになった。

人は幸福を願って当然のように言うが、本当にそうだろうか。自分の悲劇をネタにしている人の不幸さはどうも言葉通りに不幸とは感じない。自らが望んで破滅を導く事が少なくない。原因はほとんど自分のせいなのだ。他人に邪魔されようが、誘いや誘惑に負けたのは全部自分の至らなさなのである。

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この中でも言っていた
なんでも俺のせいにするけどな、決めたのはお前だ!
どうも人の一生の話となると幸不幸で物を計りがちになるが、一番見なければいけないのはその振舞いの方である。 おれも前まで随分なんでも人のせいにしていた。俯瞰するとこんなみっともないのかと、気付くまでには余りに長くかかってしまった。そういう視点に欠けていたといってもいい。誰もが人のせいにしてる、少なくとも周りの話がそういう見方ばかりだとそれが普通だと思ってしまう。習慣はいつから習慣になったのかわからないから質が悪い。

ただ、人の不幸を喜びはしないものの、幸せそうな風景に酷く冷めてしまう俺もいて、それが望んだ姿だといわれると、その人間に対する興味が著しく損なわれてしまう。同じ物を見てきた事に対する飽き、それだけ世の中は幸せに溢れているのだろう。つまらない物は見たくない。まあ俺の目線なんてどうでも良いけど
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