未来を向いて
俺は車が好きなんだけど、欲しい車は日本に無い。外車ですら日本仕様であったりグレードを限定したり、なかなか欲しいと思うものは少ない。
なんでだろうなって、理由はいろいろ考えてみるけど、一番は作る人が未来を向いてないからだと思うよね。昔はさ、こんなのがあったらいいなとか、いろいろ想像を巡らせてたはず。それこそ空力なんて二の次で、グラマラスなデザインとかしたんだと思う。今はそういうアイデアが上がってきてもメーカーが売れねえとか、トレンドじゃないって却下して売れ筋の軽やミニバンとか量産する形になってんだろう。
よく、目の前のことを一生懸命やることが大事って、標語のような話聞くけど、その結果がそういった魅力の無い量産品を生み出している。そして、そんな産業品しか見てない世代がまた次世代の車を生み出して行く。
21世紀を仰ぎ見て作った半世紀前の車はさ、やっぱり今でもかっこいい。その反面、やれエコだなんだと言い始めてからの車はなんだ。半世紀後に誰が乗ってくれるだろう?皮肉なことにそのくらいにはもうガソリンでは走れなくなってるかもしれないが、車不作の時代と言われるのは目に見えている。量産するのは得意なんだけどね。日本車に特にその傾向が強いのは同調圧力という文化の所為も無くはないと思う。年々個性という言葉が出張る一方で無個性になってく人々。常識というルールに則って、その内か外で判断する。デルタ関数的じゃダメ。典型的B層に屈した形だ。
一部で、日本はエリートが育ちにくいと言うが、当たり前だ。西洋的なエリートの有効な活用の場が無いのだから。俺もよくわかってないけど、トップの夢を叶えることが出来るのがエリートだとすれば、夢を語るトップの不在はエリートの不在を招いて然り。
〜離れって言うのもさ、それを戻す方向に局面を展開するんじゃなくて、もっと先のことに目標を設定した方がいい。過去なんてなぞっても仕方が無いよ。サンテグジュペリとか読んでないの?船作るには海のロマンを語るんだよ?昨今インテリって呼ばれる人がやってきたのは材木の集め方と木の切り方をマニュアル化しただけなんだなー。アホだよね〜。