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水墨の世

FFXIIIのBGMで”色のない世界”という曲がある。なかなか幻想的でいい。

大河ドラマを見ていて不意に
「近代という時代は随分色がないなあ…」
と感じた。

街の景色もそうだし、比喩的に言ってもそうだ。色がない。

ここ何年というより、時代ごとをぶつ切りで見ると段階的に減ってきたように思う。素材が変わってきたことも偏に影響してるのだろうけど、人工物の色が特に薄淡い。建築にしても車にしてもビビッドではないことが多い。服にしてもマジョリティはやはり色がない。

比喩的にというのは個々の特徴という意味で、有り体な言い方をすれば個性のなさである。個性を出そうとして逆に埋もれるような様が多数見受けられ、自然発生的ではなくいかにも作られた違和感を醸している。

侘び寂びのように意図して色のないものではなく、選択的な色のなさは気持ちが悪い。
積もってきた。 こんな色がないのに結構容量がある。
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