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キノコ狩りとビーチフラッグ

昔から、競争の激しいものにはあまり手を出さない方だった。ハナから打算的に、競争にかかるエネルギーと得られるものとを天秤にかけてた訳ではないが、何故か自然とそうしてきた。途中から気付きだすのだけど、それは俺の根本に多勢の欲しがるものには魅力を感じなくなるというオフセットがあるからなのだが。まあ、反対に言えば俺の欲しがるものなんてたいして需要が無い訳だ。

世間の人が何を求めているかはたいして興味が無いものの、メディアで取り上げる内容をマジョリティだと思っていたら、それがそうでもないと気付いたのは恥ずかしながらここ数年のことだ。ネットのパーソナルな主張の山に触れていると思う。珍しいから取り上げているだけなのだと。

選挙だったり地震速報だったりというときは各局同じようなチャンネルになるが、その実はうちだけ放送しないと他より数字が下がると思ってなのかと予想してしまう。スポンサーとかいろいろあるんだろうけど、それこそテレビの面白さを無くしてる原因だな。

でもそうやって一本しか無い旗を取りにいっても得るものが無いことの方が多い。同じ内容なら競合数だけ得たものも分散するし、何もメリットは無い。もっと小さいクラスタを狙っていくべきだと思う。これだけ情報の錯綜する時代に巨大な集団を獲得しようなんてのは的外れなのだ。

欲しい情報は金を払って選ぶ時勢、無料で操作された情報を欲しがる人は先の短い種類だけ。これからを生きる人なら店頭に並ぶ松茸ではなくキノコ山のヤマイグチを狙わねば。
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