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イタリア、デンマーク、日本


今年も川床は行かなかった。というか、もう行こう行こうと思いながらここまで行かないとあんまり行く気がないのかもしれない。

さて、今日はヴェネツィア展とロイヤルコペンハーゲン、横山大観の絵を見に行ってきた。

ヴェネツィア展の個人的に面白いなと思ったところは三つ。議会の絵があったんだけど、どこかの国の国会と違って皆ちゃんと起きていたことが一つ。舞踏の絵で、踊っている人を誰も見ていないというのが現代のカラオケでもよくあるなあって思ったのが一つ。聖マルコのライオンFFXのバハムートとダブって見えたのが一つ。まあ、そこかっ!?て感じになる人は多いだろう。だってしょうがないじゃないか、教養が無いのだもの。展示の終わりにだいたいあるお買い物コーナーで、思わず貴族御用達マスクを買おうか迷うくらいの教養だもの。

次に回ったロイコ。俺は陶器のことはサッパリわかりまへんが、投機のことならちょっとはわかる

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はい、ほんで、これがねえ、結構良かった。陶磁器って老後の暇つぶしくらいにしか思ってなかったのに、思いのほか見入ってしまった。なにが良いって動物の表現が秀逸なんだな。俺は久々にぐっと来たね。その辺の動物園やら飼いならされた動物よりもよっぽど肉厚的で血が通って見えた。それに発想と言うか遊び心にセンスがある。例えばカップの持ち手がちょうちょで出来ていたり、カタツムリを三体お互いに這わせた花瓶だったり。言葉にすると単純なのだけど、柄ではなくそこに動物がくっついてるのが新鮮だった。そしてそのくっつき方が動物の造形を活かし、尚かつ陶器としての機能を殺していない点が素晴らしい。その他にも絵柄の付いたお皿とかは風景の柄が特に良くって、日本とは違う景色というところが表現そのものの差になってると感じたね。

最後、大観を体感。この人の絵はざーと通してみた時に年々変化する絵を見ているといった感覚が無い。なんか、俺の個人的な好みで語ってるに過ぎないが、年を経てこういう絵に行ったトレンドが一定じゃないと言うか。一旦ダークサイドに行ったけど時に明るくなってまた戻るっつーか。よくわかんないけどね。あと、絵とタイトルが一致しやすかった。先に絵を見てこういうタイトルだろうなと思うと、その通り正解みたいな。こういうところは俺も日本人感覚なんだって思う。

総評、一つ注文がある。何処の展示もそうで、恐らくは計算してライトも当てているはずだし、オブジェクトの高さも考慮しているとは思う。が、ヴェネツィアに関しては絵の上部が反射して見にくかったね。ただでさえコントラストの低い絵が余計どうなってるかわからない。ロイコは展示が低いもんで、鑑賞の視点とは言いにくい。しゃがめばいいと言えばそうで、上から見るものとか言われたらそれまでだけど、俺は正面から見たい。

まあ、長々書いたけど、夏の終わりにいい刺激を脳に与えれて良かったのだ。次はシャガールの招待券があるからそれかなあ。って、今日の三つも全部招待券だけど〜
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