ポルシェというエコのカタチ

かつてのハリウッドセレブとは逆に、庶民にはエコなイメージを売る必要がないので、概ね自分の財布を痛めないためだけに軽やエコカーを選んでいる。その辺を見渡せば最新型のエコカーが多く走り、出始めのプリウスの姿はもう無い。リサイクルされたのか廃棄されたのか知る由もないが、僅か十余年の話。

今売れに売れている、というかそれしか売れない今の車業界はメーカー個々に存在意義が無いと思っている。前へ倣えなんだか右に倣えなんだか、選ぶという域にも達していない。これはこういう特徴があるからといったパラメータの突出が無い。デザイン一つとってもそう、特にミニバンと軽はどれがなんて言う名前かよくわからないし。

さて

故障が少ない車ランキングみたいなのによると、ポルシェが一位らしい。以下ヴィッツやマツダのロードスターなんかが入ってたと思うのだけど。あのパフォーマンスで故障が少ないってのは結構すごい事だと思うよね。昔から作りが単純でフェラーリみたいな繊細さが要らないとはいったものの、こうしてデータが出ると(参 : Pen) へえって感じだ。

Pen (ペン) 2012年 3/1号 [雑誌]

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阪急コミュニケーションズ (2012-02-15)

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以前所さんが昔の車をずっと乗る方がよっぽどエコだと言っていたように、半世紀前の356とか乗ってる人に「エコだね〜」なんつって補助金を出すべきなんだよ。この半世紀先に「おれプリウス乗ってるよ、2011年の」って言ってもださいだけ。絶対にビートルやコブラやスティングレーや250TRみたいな地位にはなり得ない。そもそも車格が違うけどね。

出てくる産業製品がイマイチなのは車だけに限らず家電もだ。

これは今日買った延長ケーブル。何か規格があるのか知らないけど、あの電源オンで光るやつ。暖色しか見た事が無い、赤かオレンジ。おれはイメージするエレクトリカルな光は緑か青なわけ。最悪でも黄色。なんやねん暖色って。灯籠か？蠟燭か？暖炉？アホか。センスの欠片も無い。別に海外のものがどうとかは知らない。しかし、ちょっとはひねろうとか思わないものか。

別にこんなんはささいなこと。他にいいたい事はきりがない。液晶テレビの小汚い黒の筐体デザインの多さは田舎ヤンキー好みかバブルの産物にしか見えないし、いい加減止めて欲しい。LGやサムスンや林檎のそれとはアヒルとフェラガモくらい違う。

日本否定というよりは近代日本否定って感じである。今の時流に乗っていい気になってる人間なんて四半世紀後のアクアだと思いやがれ。長期的な視点の無い現代日本人は近いうちに価値が無くなる。まあ今だってかろうじて惰性があるだけだけど。