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畝傍山東北陵

天皇陵の謎 (文春新書)
矢澤 高太郎
文藝春秋
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タイトルをうねびやま〜と読んだ人は奈良県民 / 橿原市民で、読み方も微妙な人は県外の人若しくは学に問題がある人。まさかこれを
うねびのやまのうしとらのみささぎ
なんて読める人はこのブログ見てる中にいないはず(笑)
まず目次を見ておれはすぐわかった。
むしろ本の帯の段階で予想していた。
序章  天皇陵とは何か
第一章 実在しない天皇にも墓が・・・
第二章 国を肇めた初代大王の墓
第三章 改造、変造、新造された御陵
第四章 暗殺された天皇のその後
第五章 空前絶後の大陵墓群
第六章 オオド大王の怒り
第七章 方墳の世界と蘇我氏
第八章 王者の陵墓は八角形
第九章 〝石の女帝〟の不思議な夢
終章  日本の誇りのために
第一章、ああ、神武天皇陵でしょ

もちろん、そういうの期待して買った訳でもあるし、文句は無い。何より評価出来る点が、この章の冒頭にある「奈良の終点橿原市」という表現。電車の事を言ってるのかもしれないけど、大いに正しい。

兵庫県を神戸と言ってしまうように、世間が指す奈良は概ね奈良市の事が多い。季節的に有名な吉野などはとても山奥のイメージだろう。しかし、南北で言えばまだ北の方(街側)である。逆に言えばそれくらい街の面積が小さい。

一度本ブログにも書いたけど、奈良は日本一可住面積が小さい。その上、うちの近所に神武天皇陵があったりなど、諸古墳/遺跡がそこらたしにあってはろくに開拓も進まない。さらに言えば建物の高さ制限により上も塞がれ、保守どころか県として遺跡になってしまうのではないかと懸念している。

観光産業という過去の財産を食うような国はいずれ破綻するように、身の振りは考えないといけない。

ちなみにこの人は割に近所の出身みたいだけれど
やっぱ奈良にいちゃ駄目なんだろうね

ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録
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もう古墳関係ないじゃん途中から
ハライチか
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