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エネルギー消費

風呂へ入るのがめんどくさい。そんな時もあるだろう。
こんなものは習慣なので面倒とはいえ、止める訳にもいかない。

よくは知らないけれど、高度成長とかその頃からかね、毎日風呂に入る習慣が出来たのは。
蛇口をひねれば安定して湯を出せるなんてのはまあその頃からであるだろうし。



しかし、贅沢な文句だ。毎日風呂へ入れる事に何の価値も無いかのような振舞い。

いや勿論、価値があるかは置いといても、それが可能な環境にあるという事自体がである。俺がタイに行った時はホテルなのに湯の出方が不安定な事が軽く気になった。そんな訳だけども、かの国で文化的に毎日お湯を使って風呂に入るかは微妙だ。そうじゃなければたまに湯が出ない日があっても「明日入ればいいや」で済まない気がする。


さて、これはうちのここ半年程に消費したガスと電気の消費量のグラフ(縦軸;円)


グラフからいろいろ考察するのは実験大好きな(?)理系のみならず諸氏に必要な作業、と言う話はいいとして。
冬のガス消費に比べ夏の電力消費の乖離が大きい。時系列による増減の想像は難しくないものの、結果的に言えるのは電力の消費上昇余地がガスに比べて大きそうという事である。

この夏は節電節電五月蝿かったので、ひねくれた俺はいつもより多めにエアコンを回した。回したにも関わらず去年より消費量が少なく、請求額もツェーマンに届かなかった。

夏はエアコン冬は風呂

ルーチンで使うガスや電気の量は季節によって大差ない。暑くてクーラーか寒くて湯に浸かるか。寒暖の調節に金がかかるという事である。これだけで考えると弱寒冷の方がコスト安で良いような気もしてくる。FF車が弱アンダーなのと一緒でね(?)ただ、地球史的には現在弱温暖の傾向にハールーン、いやあるらしいと。


暑くて一番困るのは病気が増える事。一方で俺は熱い人間がどうしても苦手。
先天的に暑い場所はなぜか発展するのが遅れがち、というのはこの本のみならず所々で感じるのは俺だけだろうか。

確かに発展の有無が幸せに直結するとは思えないけど、今流行のデモなんかを見ていると格差を埋めることでそれが実現するかのような空気がどうも違う気がする。

幸福の研究―ハーバード元学長が教える幸福な社会
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この本に格差の是正によって幸福度は増さないとある。

個人的な因果と一般的な相関の差はうちのガス/電気の乖離とは比べようも無いけど、何にしてもエネルギーの使いどころは考えていかなきゃいけない今日この頃であります。
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