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lower class

基本的に、(一部の)人の社会を除けば、下層から上層に対しアクセス権は無い。

世の中の森羅万象の階位ではそれがある。語彙が思いつかないのでアクセス権としたが、要は太陽が宇宙をラディカルに変える影響力を持つかというと持たないだろうとかそういう事である。

なのに人は恐れ多くも、「地球を守る」何てどの立場で物言ってんのか。オノレに心配されたくない、そして人のために地球があるんじゃない、というのが人以外の総意であろう。

エコと言うのも地球のためと言う偽善であり、つまるところ人のため自分のためと言うことである。



さて、ここ何日か酒を飲んで暴れたと言うニュースがよく流れていたけれど、あれは酒を飲んだからああなったんじゃなくて、そいつの本性が出ただけ。このところ酒にしても、お金にしても随分物のせいにしてくれたものだ。物ひとつで簡単に買収されてしまう程度の人間だと、自分で認めたいのか。そして、そんなものは何の言い訳にもならず、その人間を見誤った単なる結果に過ぎない。したがってアスリートや政治家としての功績というのもまた、問題行動を起こすのとは別の結果なのである。


結果と言えば、kindleで本屋が無くなるとぷいぷいで言ってたけど、先に出版社だろうと。俺は本が安く読めればと思う反面、形としての本も好きではある。しかし、本によってはこんな装丁要らないとか、むしろ本ですら要らないと思うものもある。ようは棲み分けであると。
外国の方では随分本が高いこともあって買うと言う事自体少し贅沢だと言う話もある。アメリカに関して言えば土地とかはいっぱいあって不動産として本の所有を考えることは無いかもしれないけど、その反面本の単価が高いからそんなに数多く個人宅で所蔵すると言うことも無いのかもしれない。だから図書館とか充実するのかもしれないけど。

まあ、そもそも、本もみんなが読めるようになって、おまけに所有するという感覚も日本で生まれ育ってしまうと特別なことではない。世界には本を持つ持たない以前に字が読めるか読めないかと言うところだってある。先進国にとってのkindleのあり方なんてのは1->100,100->1000と言う話。途上国における0->1に比べてイベントとしてのインパクトは小さい。

日本はかつて鎖国なんてのがあって、世界でクローズであるが故に進歩を止めてしまった時間が存在する。今も世界がネットワークで張り巡らされてるようで、実はフィルターされていたりする。地球は一つ閉じた系ではあるものの、循環システムは持っている。それを局所的にせき止めることはナンセンスだ。

含有水分の割合が地球と同じような人間の体で、唯一せき止めてプラスに働くのは骨折った時の血栓くらいだろう。途上国を血栓と言うのは些か語弊を生みそうではあるが、次代のフレーム(骨)となると思えば悪い気はしないのではないか。

とにかく、龍馬じゃないけど世界を実際見てみないと実感が湧かない。

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