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最近のドラマではドリトルっていうのがなかなかおもしろいなあと。

初回だけを見ておもしろいとか書くのは軽率だと思ったので数回様子を見てみたのだけど、これは薦められる。

やたら獣医はビジネスだと言っているシーンが目立つけど、思うに獣医に限らずプロとして金を受け取れば何だってビジネスである。エラそうな事言って端を楽にしようが何しようが金儲けは金儲け。何も高尚な理屈をひねり出す必要なんてどこにも無い。

まあそんなことを言いたい話ではないのかもしれないが、俺というレシーバーの心にはその辺がよく響いた。

世の中にはちょっと成功したり、事を成して落ち着いてくるとやたら立派なことを言いたくなる人がいる。そんなんが書いた自己啓発的な本を読んだ折に虫酸が走る、なんて事は少なくない。どれほどのきれいごとを口にしても真実は変わら無い。そこに人間的な変な道徳観とか引っ張り出してくるなと思う。

金を疎かにしない奴は金に見合った仕事が出来るし、正確にプライシングする能力だってあるはず。それで十分なはずなのに、欲張りな人間はそこに意義だなんだと要らぬ肉付けを加えてくる。己の満足のために人にくだらない戯れ言をべらべらしゃべるようなのを俺は一番信用しない。考えてないときほど口先は調子がいいからね。

で、このドリトルと言う話、原作で読んでないものだからドラマでどれほどの色づけがされているのか量る事は出来ない。しかし、ドラマも本と同じように大事な部分はほんの少しだけである。そこは外していないと期待して毎週見ている。この日曜九時の4chはタッキーの出てた「太陽の季節」やキムタクの「GOOD LUCK !!」とか極稀に見る枠でそこそこ影響を受ける事もあったりする。今思えば、影響と言うかその時の自分の感情に近いものを見いだしている記録と言えるかもしれない。

さて、話変わって、俺の部屋以外の部屋の模様替えが必要かもしれないと言う話。永らくマンション住まいの身としては些か実家という概念も薄れると思う今日この頃だけど、ひとまずそれは置いておく。その模様替えの理由は液晶テレビである。来年の完全地デジ化や来月のエコポイントの減少、そして経年のテレビの劣化なども相俟って、金もないのにインチアップを図ろうとしたもんで置く場所に困っている。家族用であり自分のではないから多少のオーバースペックもコスパでいえば上々。

しかし最近はなんでも安く手に入ってすごいね。円高と表では騒いでも海外でつくって輸入してしまえばどうなんだか。実際、安いとはいえ若者にとっては割合で安くないのだけど。なにせ日本の富の8割は50代以上の人間によって占められているから。金を使わないと言われても、それを言ってるover50が手放さないだけだろう。年金も40代以下は払った分より少なくしか戻ってこず、35年後のリニアには乗るような若者もいなくて、破綻の先にはインフレが待っていて、残念ながら日本はドラえもんのいる22世紀には届かないかなあ。とはいっても、そんな暗い観測してても仕方ないのでなんとかする準備だけはしとかないとだ。