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夏休みの宿題

おれは最終的に理系に逝きましたが、自由研究なんてのはまともにやったことありません。

高二の時に”ぼくのなつやすみ”というテレビゲームのネタを拝借して改良したのが唯一まともでした。交通量の調査というもので、車好きのおれは台数だけではなく車種も判別して景気と関連した考察も足したりしておきました。例えばクラウンは値段の割に景気に左右されずかなりの台数が走っているとか、その程度ですが。

自由研究、今だったら何個でも思いつくけど、学生として強制されるとなんにも思いつかないもんでね。



中学のときはwindows98が出て、家にもパソコンを買ったので、それはもう他の学生より先んじてネットのコピペに走ってしまいますよね。もはや何を提出したか記憶にない。小学校の頃のは覚えてるのに。

まあ、あのころは研究と言っても生データを提出するくらいのもんだから、目的もデータ処理も解析も考察も結果もレポートする必要がない。

一時期、実験やらを増やして理系に進む人を増やそうとした試みがありました。アレはいろんな意味でよくないです。おれの進んだ物理という分野に関して言えば実験だけではなく理論とかシミュレーションとかあるわけです。そのひとつをとって実験が重要だと言うのはなんか違うと思います。数式とか文字情報の方が好きな人だっているのに、実験の側面でもって理系とくくるのは駄目な理系を生む原因にもなります。自分が大学で研究するようになってその辺も考えるようになるんですが、高校やなんかで想像してたような研究とはけっこう違う面も多かったりします。なのでやってみるまでは何とも言えません。そこは直感に従えばいいんです。

話逸れてますが、あと夏休みの宿題と言えば定番の読書感想文ですね。こんなもん、大学から本読むようになったおれからすれば論外です。マンガしか家にないんだから、本屋で薄い本探すことからはじめないと。これに関しては短編集がいいですね。本のタイトルは「河童」でも中身は河童以外にもあるんで、一冊読まなくていいというラクチンさ。読むのに一時間もかからない。一番手を抜いたのは「フランダースの犬」。もうこれは奥の手ですね。アニメで見てるし。読んだ”てい”で感想を書く。本を開くのはアニメとの違いを拾うためみたいな。

でも、宿題は計画的にちゃんとやった方がいいです。大人になってもそのクセで閉め切り寸前にしかやらないとかけっこう大変ですから。しかも大人になると背中押してくれる人も少ないんで自主性とか欲しい人は真面目に取り組みましょう。無理にでもやらないと一生記憶しないこともあるように思います。

おれも性格的には必要に迫られないと何もしないような人間なんで、下手すればその辺の小学生よりしっかりしてないかもしれませんね

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