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歴がないと評価一つできない

世の中は歴を重視する。学も職も、まるでそれが今の実力を示すかのように。

それは別に否定しない。人はバックミラーを見る事でしかその実力を測れない事が多いから。

しかし、ポジティブな面ではそれでいいとしても、ネガティブな面を全否定するのは考えものだ。



つまり、今までにしてきた事が全てであるという見方がおかしい。

それも一つの要素としてみるのならまだしも、歴という概念が連続する関数のように単純なものではないとおれは思う。そう、いってみればデルタ関数的な。

人はとかく予想や推測が好きな生き物であるけれど、その正しさや精度は常に過去からの要素により導かれている。だから、万が一や億が一のブラックスワンが起こるとそれが神の所業や奇跡のように、また最悪の危機のように扱う。

これもあまり科学的な根拠がない話だけど、日本人は過去の影響を受けやすい人種ではないかと思っている。なぜならA型の人間が多いから。一説によるとA型は脳の特徴としてライブラリから引き出して行動する傾向にあるそうで。従って国民性が一度失敗しているだとかっていう負の事柄を挑戦の結果だとはせず、単なる瑕疵のように捉える。起業においてもとても特別な事のように讃え、それを報道するメディアに左右される。ちなみにO型の多いと言われるアメリカは起業なんてのは就職と同じ程度の意味しかなく、特に珍しい事ではないそうだ。ついでにいうとO型は目の前に起きた事をどうやって上手く処理するかと言う脳の特徴があるらしい。インドは確かB型が多くて、脳の特徴としては未来志向かなんかだった気がする。

まあどれもおれ自身で実証した事ではないし、いい加減な事はいいたくないけど、少なくともそういう議論が起こるのは何も根拠無しに言ってるとは思ってない。

歴から想起した事がそんなに高確率だと信じているなら、それこそ株でもやればいい。それで金持ちになる事が証明になるかもしれないし。

もっとも、過去を重要視する割には過去について何も知らないことがほとんどだから、完璧に把握してればもしかすると役に立つ情報なのかもしれないね。歴も。


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