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137と言う数字に「おおっ」ときたわけではなく、おれの好きな数字に似てると思ったから衝動的に買った。

137 物理学者パウリの錬金術・数秘術・ユング心理学をめぐる生涯
アーサー・I・ミラー
草思社
売り上げランキング: 4606



目次



プロローグ
第一章   ユングとユング心理学の生い立ち

第二章   若きパウリの栄光と挫折

第三章   ユング心理学と錬金術の深い関係

第四章   パウリの排他原理と「ジキル博士とハイド氏」

第五章   三と四の戦い-錬金術と近代科学の夜明け

第六章   パウリとハイゼンベルク-量子物理学の大躍進
第七章   チューリヒでの新生活がもたらしたもの
第八章   パウリの夢を分析し、治療する
第九章   マンダラと分析の終わり
第十章   物理学と心理学の融合を追い求めて
第一一章  二人の共同研究の成果
第一二章  三から四への移行
第一三章  パウリの昨日への道
第一四章  CPT定理の発見とパウリの夢
第一五章  謎めいた数字、一三七
エピローグ パウリとユングが遺したもの

パウリもユングも個々に何となくは知っている。物理と心理の出来る人くらいだけど。正直なところ接点がある事はこの本を読むまで知らなかったわけで。ただ、物理と心理というワードで頭に浮かんだのは働かざるもの、飢えるべからず。という本で小飼弾さんが


経済学 = 物理学 + 心理学
という式を出していた事。
まあパウリ&ユングの経済効果なんておれには想像もできないんで、本当に言葉の並びだけが頭の中でリンクした。リンクした結果、イコールの方向の問題だろうかとかつまんない推測までしたものの、たまたま平行して読んでいた
で説明がつくような気がしなくもない。
この頭の部分でアイデアの生殖という事を言っている。

世で、働くとは端を楽にすると言い、どれだけ人のためにがんばったか、とめんどくさい理屈を言われている。が、本書にもあるように技術により、競争により、価格水準の低下により、普及により、多数の支持を得てといったような長いプロセスと人間の心理により繁栄してきたのは疑いようも無い事実だと思うのである。

・・・

説明がへたくそなんで何がどう繋がってるかほとんど伝わっていない事を期待して、紹介した本全部読んでくれ(笑)読めばわかるさ、ありがとう(?)

言うてますけどね

おれが字だけで書かれた本をちゃんと読めるようになったのも、こんな風にいろんな本同士が繋がっていく事が楽しいからだったりするんだよね。だから逆にまったく知識の無い本とかでも、ここで絡んでくるのかって言う感覚が脳を開拓している気がしてとても良い。

えぇ、えぇ。137の話にあまり触れれていまへんよ。それはねえ、まだ全部読み終わってないからだったりして。でも、それでもおもしろい本だから、見切り発車気味に紹介してみたわけなんだな。
2415円と少し高めだけど、買って良し読んで良し並べて良しな一冊かと。

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