1000
記事の数が千に達した。どのくらい書こうとか、何を書こうとか、始まりなんて特別明確ではなかったけど。それでも書いているうちに書きたい事ができたり、書き方を工夫したり、続ける理由はそれなりにあった。
むしろ壁と言う概念の生成には理屈と言うものが関わってくるように思える。
1000繋がりっていうと倖田來未さんの1000の言葉という、かのゲームで使われた歌を想起する。あれはいい歌だよねえ、何がいいか言葉にするのは控えるけど、中尾彬さん的に言えば野暮ってもんだよ。
そう、何だって気軽にやりはじめ、変な縛りも無いから続く。やらないといけない事ではないし、やっていなくても何がどうなるほどの影響を持った物でもない。ただ、あるからやっている。お決まりの登山家の台詞みたくありながら、訳が思いつかずやっている事の多くはそれで説明が足りる。
結局理屈で越えられない壁は直感や無意識で壊されるものなのである。
むしろ壁と言う概念の生成には理屈と言うものが関わってくるように思える。
直感とは日々の修練の賜物であり、よくいう指が覚えている感覚で、考えると言う人間の強さだか弱さだかを無視出来る。ブラインドタッチなんかはいい例。打ち始めると何となくどこに何があるかはいちいち思い出さなくても反射的に筋肉が先んじる。
そういう意味で何かよくわからないけどって言うのは、実は脳の深淵では理解している事なのかもしれない。人間が何年もかけて(気付い/築い)た理屈も、人間が記述出来る閾値に達したと言うことだろう。意識がどういったものかもハッキリしない中、現実に表現されるものをもって高レベルとも低レベルとも言えないのが普通ではないのか。
この時期、街にはイルミネーションが発生しそれに群がる事虫の如しなわけだけど、この現象をとってダイオードが光るその集合体がこのようになっていることが人にとってこうこうで…と言われて喜ぶのは少数である。理屈を語るより単に感情に任せて綺麗と言った方が気分を損ねないのも上で述べたような面を多分に含んでいるはず。
まあおれはイルミネーションについて言えば理屈を語る以前に暗い方が好きなんだけどね、ってそんな話誰が興味あんねん。
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1000繋がりっていうと倖田來未さんの1000の言葉という、かのゲームで使われた歌を想起する。あれはいい歌だよねえ、何がいいか言葉にするのは控えるけど、中尾彬さん的に言えば野暮ってもんだよ。