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考えることを重要視する人種と行動が先立つ人種

日本は後者がきわめて強く、あまり考えるということに対して価値を置かれていない印象にあります。それはエリート層の薄さや、先進国になりきれない何かがそうさせているのか、どうなんでしょうね。

とにかく、ことあれば手を動かすだ、まず動いてからだと目に見えるアクションを欲しがるわけです。それは別にそれでいいんです。ただ、人々の端々にスケールできる話かというとそれは違うのです。

上図のようなものを考えるに、±ツーシグマより外の人は今回の話で言えば行動先行でうまくいく印象があります。優秀な人は頭の回転も早いので行動が先行してようとちゃんと並走できるようになっています。バカは考えてもしょうがないのでひたすら行動と回転力でいいということです。

問題は一番多い中間層が同じことをしようとするところ

この層はなんなら一番考えないといけない集団なのですが、オセロよろしく挟まれた立場というのに引き摺られてる面もあるのです。本当は一番考えないといけないレイヤーがものを考えてない、というのは社会問題とも言えます。いや、もちろん考えてるんですよ、何かしら。それが非生産的なことでも。期限や必要に迫られてというか。

一時期、自分の頭で考えるなんてのがフレーズとして流行ったりしましたけど、考えられるだけの素地があるのかって話になりますからねやっぱり。お膳立ての一つもしないでゼロから動くコードなんてありませんし。逆に言えばその辺手抜いたおかげでAIが入らない隙間があったりもするわけです。

ただ、いうてもう時間の問題でせう。人間がサボってというか、意識的にやってこなかったというのは一瞬で埋まる時代なのです。行動だけで生きてきたプレイヤーの価値は劣後以外の何物でもなくなってしまうんですねー、怖い怖い。
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