墓場で運動会って某県をディスってるとしか思えないよね

この手の本で有効な事実というのはタイトルにはないことが多いです。ハウツー系のよくないところはまるでアップサイドをとってるかのような語り口であることです。要するに本当は最低限やってないといけないことなのだけど、やれば効用があるみたいに思ってしまう危険性をはらんでるわけです。

ただ、かと言って無茶苦茶な内容かというとそうでもなく、やってる人間からしてもああ別に普通そうだなと思うことは多くあります。

本書で一番、その通りだと感じた部分は
「安い土地には安いことに価値を感じる人間が住んでる」
的なフレーズ

これはアレな土地に住んだことがある人間なら大体思いますよね。特に流動性の低い土着の民が多いエリアなんかは個々の自覚の無さも相まってひどい様相を示しています。たまに未開拓の島の住人が野蛮で〜なんて映像を見ますが、それとさして変わらない気がします。

場所変えればいいってもんでもないですけど、今いる場所に疑問を持ったことがない人間に優秀な人間はいないと思う今日この頃です