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現代の参勤交代 #フルサトをつくる

自分でやる、みたいな記事を書いたところでこの本。

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方
伊藤 洋志 pha
東京書籍
売り上げランキング: 645

こういうの楽しいだろうなあと思う。以前読んだ養老さんの本にも、都市の人々は定期的に田舎へ行くといった、かつての参勤交代みたいなものが必要だと仰っていた。転勤族を褒める気はないが、ある程度のペースで住む場所を変えることは何気に効用があるのかもしれない。

本書の中に、家も使わなければダメになる、逆家賃を払ってでも住んでもらった方がいいとある。銀行に眠る貯金と同じだ。多大なコストをかけて置いとくだけじゃ意味が無い。プライベートジェットも使わないときは貸して維持費をペイする。大なり小なり発想は似ている。

田舎なのか中途半端な奈良に住んでると、帯襷理論じゃないけれどphaさんのいう
それでも確かに東京などの大都市にしかないような文化的施設はある。どんなジャンルの店でもある程度マニアックで趣味の良い小さな店は都会にしかない。
といったことや
ショッピングモールに行けば一通りのそこそこのものが買えるといっても、そこに入っているのは均一化されたチェーン店ばかりなので凝ったものや尖ったものはあまり置いてなくて、やっぱり少し物足りなさを感じたりする。
は日々実感する。そう思わない人はずっとそこに住むのに適してるんだろうけど、おれはなかなかそれは難しい。ネットで買えるのはわかってるけど、それを売らない文化圏にいることがなんとも気分が良くない。

カントリーにはカントリーの良さがあって、アーバンにはアーバンの良さがある。どっちかみたいな択一でものを考えなくていい時代に今はきている。社会は未だのらりくらりと旧時代の慣例で暮らしているが、先っちょにいる人間はもうすっかりライフスタイルを変えている。

そういえば、最近は森も少子高齢化で、切られない木が増えて新しい木を植えれなくなってるそうだ。時間には黎明期だったり成長期だったり成熟期であったり衰退期のような循環がある。日本だけで言えば明治からこっち二百年でその順繰りは終わるだろうと思う。世界的には800年周期で西洋と東洋の波が来る。

木と人を一緒にするのもなんだけど、なんだって古いものはそのまま置いとけないんだよね、どう足掻いても。
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