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ピカソの遺産は7500億

なぜゴッホは貧乏で、ピカソは金持ちだったのか?
山口 揚平
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 162

一時期、リテラシーなんて言葉が流行っていた。それでいえばピカソは金融リテラシーが高く、ゴッホは低い。結論はそういう事になる。例えば、本書で紹介されているエピソードで言えば、小切手を好んで使うピカソの話。受け取った方はピカソのサインに価値があるから銀行に持ち込まない。結果、口座の金を減らさずに済む。

芸術家は優れた作品を作るのが大事だと、俺は思っていた。しかし、芸術に興味を持っていろいろ知るうちにそうでもないような気がしてきている。もちろん、才能を否定する訳ではない。それだけだとゴッホだということである。

ピカソは絵を描きました。画商を集めてプレゼンします。人々は絵そのものより描かれた物語に惹かれると、ピカソは知っています。考えて行動した結果金持ってる訳です。

ヨーロッパでも貴族に金出してもらってこそ絵描いたり石掘ったり出来た。貴族の意向に沿って作成するのが芸術家を名乗れる条件だと言ってもいい。

ざっくりピカソの絵を見てゲルニカだアヴィニョンだと、イマイチよさがわからんなんて話はたまに聞く。さっきの理屈でいけば背景を知らない人が絵だけ見てるとそうなっておかしくない。

この本はタイトルこそ興味を引くが、多くはマネーについての考え方が書かれている。信用について。その点ではピカソを引用してくると都合が良かったのかもしれない。
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