PとDと、ときどきR
昨今は大概の車がオートマで、なんだったら免許すらオートマだけの物まである。これ自体をどうこう言うつもりは無い。安全面から言っても作業が減る分注意も散漫しなくなって事故率も減るだろうし。ただ、走り出したらDに入れっぱなしは頂けない。
何しろ最近の流行は軽やコンパクト。もうどのくらいまでがコンパクトって2000以下は大概そう。この小排気量でドライブレンジ一択のまま走るといろいろ都合が悪い。一番有名なところではエンジンブレーキの利き。大概マニュアルから乗り換えるとこれが怖いと言う。しかし、はじめて乗るんじゃないんだからとっとと慣れろと言いたい。利かねえじゃねえよ、利くように走れよ。
そもそも、Dで止まらないのはアクセル踏まなくていいようにそうしてるんだから。トルコンとかCVTでも変わってくるけど、Sやら2、Lはどれかしら付いてる。まずは使いやがれ。
ちょっと車かじるとギアでエンブレに差が出るみたいなことはだいたい言う。メカニカルな面で言えばエンジンの大きさだって関係あるのに、あまりそっちからのアプローチは無い。また、DGSみたいなセミオートマも一般的にあまり触れないし、搭載されてる車に乗ってる人は乗ってる人でガタガタするって言うし。
こういう程度の低い議論(いや、もはや議論とは言えない)が平然と成り立ってしまうのは機械の進化に人がついてってない証拠である。車は乗り物。そう判断すれば電車や飛行機と同じく利用の域を出ない。とりあえずの操作は出来てもわかってやってるわけじゃない。
かといって誰彼そんな深い知識を付けろとは思わないし、表立っておれが口を出しもしない。中途半端に車好きを語ろうと、そんなのは人の自由である。それはそれで同じレベルの人同士釣り合うようにすればいい。下の層が上の層に口出すような面倒さえかまさなければ。
これは何も車の趣味に限ったことじゃない。科学や経済のトピックのあった後にはメディアがバカ集めて非生産なトークショーをやる。あるとかないとか、どのくらい、どうすれば。口を開けば答えが欲しい答えが欲しい。お前らは千と千尋に出てきたエサ欲しがってるブタか。どうしてを考えるために脳みそは付いてるんじゃないのかね?
教育ってDを入れれば走るっていうのを教えることだとでも思ってるんだろう。ああ、ほんとやだ。もう思わず志々雄さんが左之助に放った言葉を思い出しちゃったよ。