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MC派

幸せな金持ちは現金払いが基本?

幸せな成功者が教えてくれた 長財布のヒミツ (ナガオカ文庫)
はづき 虹映
永岡書店
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こういう本を読んで「おれも長財布使って金持ちに」なんて幻想は今流行のハラコツトムよりも奇なり。っていうか、だいたいの人は財布持ってるし、だいたいの人は長財布か二つ折りだ。もれなく長財布が金持ちならまだしも、二つ折りの金持ちだって少なくない。

で、それはもう使い古された話で、馬鹿の一つ覚えみたいに長財布信仰の熱い人は金持ちになれるとかどうとかって言う期待すらしない方がいい。本書には宝くじを買わない方が〜って件があったけど、財布も変わらない気がする。良いの買って何だって?

さて、一行目の話。財布とは関係ないけど、現金払いについて。

おれはことあるごと、現金めんどくさいと言っている。だいたい、現金派とかいう人でETC使わない人いるの?仮に道は渋滞があるからって理由だとしても、春休みの某水族館のチケット売り場の行列見ても、食事時の会計見ても、キャッシュレスの方が便利で速くてスマートだ。

今、21世紀だっけ?石のお金転がすところから何年だろう。クレジットだといくら使ったかという実感が湧かない?よく頭の弱い人がぬかす「数学とかいらない、足し算引き算出来れば」っていうところのそれも出来てないよね?

ただ残念なことに、いくらおれがこんなこと言おうと何がどうなることもなし、身近な人間ですら誰も賛同しない(笑)でも、それでいい。非凡人なんて生き物は理解されたら価値を無くすからね。数年経つとスタンダードになるけれど試験段階は足を踏み入れない、それが世間の足並み。

まあ遠の昔に遅過ぎて合わすことを諦めた者の戯言である。
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