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変わって変える †書評† これから資本主義はどう変わるのか

どう変わるか見てみたいし、変えるそこに自分がいれるように





興味があっても無くても、もはやギアに噛んでしまっている。
目をつぶってスルーというわけにはいかないのである。



目次

Part 1 資本主義の進化


第1章 よりよい世界のためのイノベーション

   ビル・ゲイツ(ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団共同会長、マイクロソフト会長)

第2章 これから資本主義社会に何が起こるのか――現代文明の未来をめぐる対話

   田坂広志(シンクタンク・ソフィアバンク代表)

第3章 貧困と闘う資本主義――ソーシャル・ビジネスが経済を変える

   ムハマド・ユヌス(グラミン銀行総裁、ノーベル平和賞受賞者)

第4章 インクルーシブ・ビジネス――経済開発の新たなアプローチ

   リカルダ・マクフォールズ(持続可能な開発のための世界経済人会議)

第5章 平和を守る資本主義――資源戦争の危機にビジネスは何ができるか

   ダニエレ・ガンゼル(バーゼル大学教授)

第6章 食糧危機と経済の倫理――持続可能な文明をめざして

   フランツ・テオ・ゴットヴァルト(シュバイスフルト財団)

第7章 通貨のイノベーション――社会変革のレバレッジ・ポイント

   ジャッキー・ダン(ジャーナリスト、国境なき起業家団創設者)

第8章 世界のビジネスを変えた20のアイディア

   マル・ワーウィック(マル・ワーウィック・アソシエイツ会長)


Part 2 変革の担い手


第9章 社会起業家精神とは何か――ビジネス界の思想的変革

   ミルジャム・ショウニング、パラグ・グプタ(社会起業家のためのシュワブ財団)

第10章 資本主義の創造的破壊――社会的企業は何をもたらすのか

   ジョン・エルキントン、パメラ・ハーティガン(ヴォランズ・ベンチャーズ)

第11章 若者の創造性を、地域の力に――人の絆が持つエネルギー

   キャサリン・セシル(ユース・スター・カンボジア)

第12章 すべての人がチェンジメーカーになる時代

   ビル・ドレイトン(アショカ会長兼CEO)

第13章 勇気を持て――変革は一人から始まる

   ララ・ガリンスキー(エコーイング・グリーン)

第14章 自分の心と世界をつなぐ――一人ひとりの起業家精神

   ナンシー・ルーフ(コスモス誌編集長)

第15章 人生の起業家――これからの資本主義社会をどう生きるか

   ギュンター・ファルティン(ベルリン自由大学教授、テーカンパニエ創業者)



いろんな識者と呼ばれる人だけど、半分以上は初見だった。

ちなみに、15章に出てくる大学はどこかで聞いた気がする。確か研究室にいた時の教授がそこで働いていたような、まあこのギュンターという人を知っては無いと思うけど。

さて、本の内容としてはこの識者たちが予想しまた、導く資本主義の姿についてではあるが、テーマとして社会起業家というものの存在を多く取り扱っていた気がする。というより触れずにはいられないと言った感じだろうか。俺はあまり企業の形でごちゃごちゃ言うのは違うと思う反面、あえて言わなければ社会起業家のように行動倫理を持てないのかと思ってしまう。勿論、言えば倫理観が生まれるとは思わないけど、一度そういうことを言われるとそれを持たざる企業はたち行かなくなるのはわかる。本質的なことを言えば、儲けれて初めて社会貢献云々である。社会貢献のために儲けると言うと少しずれる。本書にも出てくるが、社会起業家の多くはシステムに欠陥のあるところに多く集まる。つまり、それを改善出来るならそこに必然的にお金が集まる。政治とか抜きにこれこそが純粋な民意とはいえないか。

内容に触れたレビューはコチラ

しかし、ワールドだ。ますます、日本だけに止まっていられない。最近の龍馬伝にもあった。土佐だけのことを考えていてはダメ、日本のためを考えると。時代が進んだ今、日本だけではなく世界のことを考えないといけない。龍馬だと言われるような人は今を生きる人には非常識に写るものである。

数十億の人の中、おかしな数人が世界をひっくり返すとしたら、それが俺でない理由が見当たらない。まともなオツムじゃ変化に向きまへん。

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