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省エネ

代謝は体にとって重要な機能だけれど、よすぎるというのは車でいうところの燃費が悪い事に相当するように思う。高燃費、かのようなフレーズでならKNPと。

遍く、KNPである事は当然トレードオフとして高性能であると、テクニカル(メカニカル?)な世界ではなりそうなもの。しかし人間界では必ずしもそうではないかもしれない。



例えば怒ったり叱ったりということ。これはへたくそがやると非常にエネルギーを使う割にほとんど効果がない。 通常そういう行為の対価としては再発防止の意味合いを含むわけだけど、どうもそうはいかないようで。

蓋し受け取り側にも左右されるのだけど、別に気分のいいものではない。ハートの繊細な人だったらそれこそ壊れてしまうだろうし、気が強い人だと話がこじれるだろう。また俺のように受け流してしまう人も少なくない数いると思う。別にどれが正解って話でもないし、いつも同じリアクションはとらないはず。ただ、どの選択肢を一番多く選ぶかで消費エネルギーは大きく変わる。

これはもちろん行為の主体であっても同じである。

俺からすればエネルギーはプラス方向の時間に使いたいので、マイナス方向の時間には割く気はない。もちろん怒りのエネルギーでもって前に進む場合は躊躇なく行使するのはいわずもがな。そういう状況が余りに少ないから、すぐに怒る人とか見ると自律神経でも弱ってんのかと考えてしまうほどである。

最近ではモンスターペアレンツに見られる沙汰のみならず、教師がそういう親を訴えるという事があった。俺はいずれそういう事もあるだろうと思ってたし、そういうところまで来ただけの事。正直なところ子どもの世界に首を突っ込む大人が話をややこしくしているし、一番の当事者である子どもはもはや蚊帳の外だと言っていい。

すこし話が逸れたけど

怒れば済むという発想は、泣けば誰かが世話してくれると思って(?)る赤子と同じレベル。何も知らない子どもと違い、大人になるまでの時間でそれ以外の策を優先コマンドにしなかったのはいろいろ疑問だ。「北風と太陽」を知ったあたりで俺は少しは打算的になった気がする。

まあ何にしても、少ないコストで出来る限り大きな成果を得たいと思うと、自然にとる行動は決まってくる。感情による行動が生産的である確率はそう高くないし、短期的かつ限定的なものである。

まずハムになって

・・・

いや、まずは無になって、ちょっと売り時を逃したからと言って近くのものを指の皮が剥けるほど殴ったりしないようにしなければ(?)

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