一度寝てからの
正式な睡眠とは別に、浅い短い睡眠の後は
起きてすぐにやることが決まっている場合
何となくそれに手を付けると
こころなしか捗る。
ぼぉっとした意識の中余計な雑念が弾かれ
若干冷え気味の手で、例えば文章を書いてみたりする
新聞屋のカブの音が辺りに響き始めるこの時間
冬だと陽も昇ってなくて、何が音を吸収するわけも無いのに
静けさに包まれている
誰かがいった
「草木も眠る頃」
まさにそんな言葉がうまく当てはまる
一歩喧噪から離れれば世の中はこんなに静寂でいれる
生きるというのは音が出ていることをいうのかもしれない
まだ生きているということを誰かに伝えるかの如く
弱い命と同じで吠えることで自分を顕示しようとしている
何かが生まれる時それを知らせる音がして
何かが死せる時は音を無くして消えていく
まるで生を気付かせて死を気付かせないようにでもしてるよう
思えば
生き死にも確認は概ね耳で、音で確認する。
鳴ってるか鳴ってないか
一見するだけではわからない
一見さんお断り。
日が昇れば又音が増え
夜が死んでいく
逆も然り
繰る繰ると