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良質よりも量産 †書評† ブラックスワン

黒い白鳥


ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質
ナシーム・ニコラス・タレブ
ダイヤモンド社
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まだ下巻は読んでいないから半端ながら上巻だけ紹介。



目次

プロローグ

第1部 ウンベルト・エーコの反蔵書、あるいは認められたい私たちのやり口
      第1章 実証的懐疑主義者への道

第2章 イェフゲニアの黒い白鳥

第3章 投機家と売春婦

第4章 千と一日、あるいはだまされないために

第5章 追認、ああ追認

第6章 講釈の誤り

第7章 希望の控えの間で暮らす

第8章 ジャコモ・カサノヴァの尽きない運

第9章 お遊びの誤り、またの名をオタクの不確実性

第2部 私たちには先が見えない

第10章 予測のスキャンダル



オンタイムでは知らないけれど、ベータとVHS。性能とかならベータの方が良かったとはよく聞く。ではベータの方が広がるだろうと思うところがVHSが広がった。結果的には広がった方が生き残っている。要するに性能がいいから広がるという予測は正しくないということである。

根本的なことで言えば予測などは不可能な行為と本書では言ってるような気がする。それはつまり不確実性というやつで、線形的な結果を望む人間に反し世界は非線形である的な。

あの、なんやろね。ポパーの本とか好きな人はおもしろいかもしれない。

よりよき世界を求めて (ポイエーシス叢書)
カール・R. ポパー
未来社
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このへん。

ただブラックスワン上巻に関しては、本当にこの本の紹介部分でしかないような。本質的な話は下巻に出てくるのかと。そう、まだ下巻読んでまへん。
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