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逆光を浴びる

数日前に七夕がありましたね、そういえば。

普段は正月の初詣ですら願い事なんてしないんですが、映画公開の妙でミニオンズの七夕にお願いするウェブページを見つけ、なんとも久々に短冊書きました。

口座残高が千倍になりますように、と

知り合いにそれをいったら欲深いだなんだ言われたわけです。自分は九州の方の無事を願ったとかいってましたよ。ただまあ、ぼくなんかは確かに欲望に忠実なのかもしれません。じゃあそれがダメかなんて、思うどころか正しいと感じてる次第です。

なんでかって、本当にアクションしないといけないようなことを願掛けするなよと考えてるからです。お前の道徳心は他力本願で人助けかよって。何都合のいい時だけ善人ぶってんの、と。

口座が千倍になろうがどうとかは自分都合だし、もののきっかけで願うくらいいいとして、現実問題目先で困ってるものに対して、叶うか叶わないかわかんねえとこに賭ける神経が理解できません。

上っ面の人間はいつもそうです。本質はさておき、ルールやものの定義も曖昧で、世間に流されて振舞っています。自分の頭で考えてるふりをして、実際は今どこを流されてるかを認識しているだけであります。

いうて、正しいとかなんとかもどうでもいいっちゃどうでもいいんです。人が人たるように小難しい講釈語り出すのは仕方がありません。変わっていくもの、変わらないもの、変われないもの、変わってしまったもの、それぞれのスタンスが逆のスタンスを否定し、自分のスタンスを肯定するように生存競争が行われます。

現象としてはただのパターンと調整、人間はドラマ性が欲しいのでそこに理由をつけることで安定状態になるのです。
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