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出ない埃

16兆円出たから使う。その三倍近くも借りて、累計でいえば100年ローンを抱えているにも関わらず。こんなのはミナミの鬼でなくてもまず借金返せと言う話。

借金を返すと儲かるのか?
岩谷 誠治
日本経済新聞出版社
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借金にかかる経費より儲かるなら返さなくっていいけれど、毎年収入より多く借金してる時点で何も望めない。



国は人に年収のいくらまでと借金を制限する割に、自分は年収の何倍もの借金をする。しかし、国と国民では多少性質が違うし、国の姿は国民の姿を映している場合が多い。

まあそれは今の俺でどうにか出来る問題ではないのでおいといて

世の中はクリスマスに向けてかなんなのかイルミネーションで随分と眩しい事になっている。ただこれは街での事であって、おれの住んでる地域はお星様も何等星まで見えているのかと思うくらい人工の光が無い。
そのクリスマスももう十年近くものを貰ってないから、貰えなくなった翌年からキリスト教ではない俺にとって特別な日で無くなった。というよりクリスマスにわざわざ欲しいものが無くなったと言ってもいい。そもそもなんでわざわざ年一で待つ必要があるのかと。

しかしなんだ、欲しいものと言うのも、このところ必要にかられて以外で買う事が極端に減った気がする。それは欲しいもののハードルが上がったと言う事なのかもしれないし、使わずに投資に回したい気持ちが強いのかもしれない。また、形に残らないもの(ソフト?)への消費が多少増えたことで、その価値に少し気付いてきた可能性もある。

食事とか旅行とかが主にソフトな消費だけど、消費という言葉自体が何となく物として残さないイメージな気もする。使い捨てという言葉がネガティブな印象を与えるのも、金で交換した物が形として残ってる確率が高いからだといえる。尚かつ大きく払えば払うほど長く残ると言う物である。家とか車とか。
ただ、本来自然界はほとんどが使い捨てで、そのサイクルによって新しく生まれる物もある。長く使う事がいいと言うのは人レベルでかってに思い込んだ錯覚の可能性も高い。

老害なんてのもその長さによって引き起こされるわけだしね。
昨日もコナンでジジイが正義を振りかざすのをみていて、長く憚った歪みみたいなのを感じた。武士の如き潔さでも見せて欲しいものだけど、いざ迫る自分の死に対する死生観がどうも邪魔するんだろう。
そこは宗教の力がゆるい日本の隙でござる。

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